AI Visualizer

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AI Visualizerは、Vectorworks上の3Dモデルや図面に基づいて、イラストやリアルな画像を生成することができる機能です。画像のアスペクト比調整、部分的な画像編集、スタイル適用により高精細な結果を得られます。これら合理化されたワークフローによって、コンセプトのアイデア出しや、具体的な内装イメージパースの作成をより短時間で行うことができます。

AI Visualizerについてのよくある操作質問・機能については「AI Visualizer 使い方ガイド」もご覧ください。

AI Visualizer 使い方ガイド

AI Visualizerを使用した画像生成

画像の生成には「Vectorworks で作成したモデル」と、「プロンプト」、さらに参考画像としての「スタイル」を組み合わせることで、ご自分のイメージに近い画像を作成することができます。イメージを限定したくない場合は「プロンプト」のみでの画像生成も可能です。

スタイル設定

言葉で表現の難しいニュアンスをサポートしてくれる機能です。「スタイル」から好みのイメージ画像を読み込ませることで、AI Visualizerがそれに近い形で画像を生成してくれます。

ブラシ設定

一度生成した画像に部分的な修正をすることができる機能です。ブラシ設定の「追加」では、選択範囲に例えば人物のようなオブジェクトを追加できます。「削除」では選択範囲内の不要なものを削除できます。

プロンプト設定

プロンプトとは、AIに何をさせるかを指示するコードのことです。例えば「夕方」「住宅」「外観」「ガラス張り」などを入力することで、これらの条件を元にAIが画像を生成します。

アルファチャンネル

プロンプトの入力のみで、人や植栽などの画像を生成し、添景イメージとして使用できます。画像の生成には、「Japanese woman」のようなプロンプトの指定の他にサイズの指定も可能です。マスクの指定にて「アルファチャンネル」を選択すると背景透過イメージとなり、そのままパースに入れ込むことが可能です。

[人物プロンプト例]japanese woman facing forward, full frontal view, sweater, jeans

SimTread

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歩行者シミュレーション「SimTread(シムトレッド)」は、これまで再現することが困難であった“人の動き”そして“群集の流れ”を、CAD・BIMツール Vectorworks製品上で簡単に可視化する画期的なシミュレーションプラグインです。

歩行領域や、障害物、目的地などの各オブジェクトや、歩行させる人を配置して解析することで、歩行者の移動経路や経過時間などをシミュレーションします。シミュレーション結果は、動画やログテキストとして生成できます。

SimTreadで歩行者や群集行動の見える化

SimTreadの基本的なワークフローはとても簡単です。図面を作成した後に[歩行領域の設定]、[障害物の設定]、[人の配置]、[目的地の設定]の4ステップを行うだけ。あとは解析を実行すればムービーやログファイルが生成されます。

複雑なシチュエーションを再現

SimTreadでは、ソーシャルディスタンスを想定して歩行間隔パラメータを調整したり、時間の経過によってゲートを開閉するなど、目的に応じて複雑な状況を再現することができます。

バージョン2026では新たに目的地の途中変更ができるようになりました。混雑回避や寄り道など再現できるシミュレーションの幅が大きく拡がりました。

IFC図形のSimTread図形への変換

Vectorworksに取り込んだIFCの図形を、SimTreadの計算に対応する図形に素早く変換します。IFCエンティティの属性を参照して、部屋の属性であれば歩行領域図形、壁の属性であれば障害物図形のように、図形の種類を自動的に判別してSimTreadの図形が生成されます。

複数階層あるIFCデータでも、フロアが重ならないように自動的にレイアウトされるため、IFCデータがあればすぐに避難シミュレーションを開始できます。(Architect、Landmark、Spotlight、もしくはDesign Suiteが必要です)

安心と自由を両立。Vectorworks+SimTreadが東京消防庁に認められた避難シミュレーションで、新しい客席配置を実現。

劇場や飲食店などの客席は、東京消防庁火災予防条例によって基準が定められています。従来は規定通りの配置に制約されることが多く、空間デザインの自由度に限界がありました。しかし、SimTread は市販火災避難シミュレーションソフトとして東京消防庁から初めて公式評価を受けたソフトウェアです。条例基準とは異なる配置を計画する場合でも、SimTreadのシミュレーション結果を活用することで特例申請が可能になります。

また、IFCデータのSimTread図形への変換機能により、建物モデルの情報を直接シミュレーションに反映でき、設計データと避難検証をスムーズに連携可能です。さらに座席セクションレイアウトツールを活用することで、多様な座席配置パターンを柔軟に設計し、シミュレーションに反映できます。

  • 特例申請とは、火災予防条例の基準どおりに座席や通路を配置できない場合でも、消防署長が「避難上支障がない」と判断すれば、条例で定められた数値基準を外してもよいという仕組みです。特例申請の具体的な内容については、東京都内の各消防署へご確認ください。
  • 座席セクションレイアウトツール:客席を複数のブロックに分け、効率的に配置できるツールです。多様なレイアウトを短時間で検討し、演出や収容計画に合わせたシミュレーションをすぐに実行できます。(Architect、Spotlight、もしくはDesign Suiteが必要です)

VECTORWORKS UNIVERSITY

Vectorworks Universityは、ユーザーがより自由にVectorworksについて学ぶことを目的に、新機能や操作のヒントなどさまざまな情報を得られるコンテンツを集約したサイトです。自分のペースでこれからVectorworksを学びたい方、より理解を深めたい方、新しい情報に触れたい方、ぜひVectorworks Universityをご活用ください。

コンテンツ

初心者を対象とした基礎機能を学ぶ動画はもちろん、中級者向けの、より専門的な機能が学べる動画も多数ございます。チュートリアルと連動した内容や過去開催のイベントのアーカイブ動画もございます。

  • 一部サブスクリプション・Service Select契約者限定のコンテンツがございます。

ラーニングパス

学習にはラーニングパスが便利です。ラーニングパスでは、画面左側の「コースインデックス」が表示されます。おすすめの視聴順に構成されていますが、観たい動画だけを選択して視聴できます。

VECTORWORKS検定

Vectorworks検定は、Vectorworks機能を使いこなすスキルを充分に習得していることを証明するための検定です。ベーシック検定では、Vectorworksが持つ2次元、3次元、環境設定、プレゼンテーションの基本機能を習得していることを確認することができます。

米国Vectorworks社の試験「Certification」の日本語版として実施しており、どなたでも無料で、時間や場所を問わずいつでも受検が可能です。受検終了後には即座に合否判定も行われます。

Vectorworks サブスクリプション

Vectorworksサブスクリプションのお申し込み手続きはカスタマーポータルより行います。お申し込み手順について詳しくは購入方法のページをご確認ください。

Vectorworks Service Select

Vectorworks Service Selectは、Vectorworksご利用ユーザーのための年間保守サービスです。契約期間中さまざまなサービスを提供します。